sobota, 20 listopada 2010

鉄道 - エドモンド・モレル (1841-1871)

明治時代の前に日本人は鉄道を知りませんでした。江戸時代に普通は日本人が歩いて旅行しました。この旅行は勿論長い間かかりました。

日本初の鉄道は東京の新橋と横浜間の線でした。その鉄道を建設するために、イギリスの鉄道技師のエドモンド・モレル(Edmund Morel)が雇用されていました。彼はロンドンのキングス・カレッジで土木科土木科学を勉強しました。Morelは来日前に他の国でも、たとえばニュージーランドとオーストラリア、鉄道を建設しました。彼はイギリス公使Harry Parkesの推薦により日本政府の招聘を受けて、1870年に来日して、日本初の鉄道の建設が始まりました。最初の機関車と鉄道列車はイギリスから輸入されました。最初の線は1871年10月に開通しました。線の長さは28キロメトルだけであって、所要時間は53分かかりました。しかし、Morel は九月に結核で亡くなったので、自分の仕事の結果を見ることができませんでした。彼の日本人の妻はもすぐ後に結核で亡くなりました。彼らの墓は横浜の外国人の墓地にあります。Morel の日本で働いた期間は短かったですが、彼は「日本の鉄道の恩人」と呼ばれています。横浜の桜木町駅の近くにはMorel を記念した「モレルの碑」が設置されています。

モレルが亡くなった後、日本政府は他の外国人を雇用して、鉄道の建設は続けられていました。次の線は大阪ー神戸 (1874年)、大阪ー京都 (1876年)、京都ー大津 (1880年)。

                        エドモンド・モレル

                         新橋駅 (作者:広重III)

                       横浜 (作者:広重III)


出典:

Checkland Olive, Britain’s Encounter with Meiji Japan, 1868-1912, The Macmillan Press, People’s Republic of China, 1989

写真の出典:

http://en.wikipedia.org/wiki/File:Shimbashi_Station_Hiroshige_III.jpg

http://ocw.mak.ac.ug/OCWExternal/Akamai/21f/21f.027/yokohama/y0182%C3%B2.html